和醸良酒、良酒良縁、寺田本家蔵見学ツアー行ってきました。

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今年もご縁あるメンバー20名で、千葉県香取郡神崎町にある寺田本家さんに伺うことができました。

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寺田本家といえば知る人ぞ知る、昔ながらの「手のひら仕込み」で生きた自然酒を醸す酒蔵さん。創業は延宝年間(1673~81)というから330年以上も続く由緒ある場です。

五人娘、むすひ、醍醐のしずく、木桶仕込、香取、花啓く、とあげればきりがない、、、こちらのお酒はどれも甲乙つけがたく、あれもこれも全部おすすめ、全部が素晴らしい!ってことになっちゃうんです。飲むと心も体も明るく活気づくような気がして、そして場が和み、みんながよい気持ちになる。そしてなによりすぅーっと軽やかに覚めていくのです。まさに「百薬の長」、この存在にすっかり魅了されている私です。

この日は気温も低く小雨降る中、途中「福ちゃんパン」や「月のとうふ」に寄り道しつつ、蔵に向かいました。

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蔵見学の楽しみの一つがこちら、寺田聡美さんがつくる「うふふで発酵弁当」。酒粕、麹、甘酒を上手に使いこなした味の奥行。発酵料理の参考になるものばかりで毎回唸ってしまいます。本当に美味しいものと出会うとつい無口になってしまうもの、丁寧に味わいながらいただきました。聡美さん、いつもありがとうございます。ごちそうさまでした。

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そして二十四代目当主の寺田優さんのお話から蔵見学がスタートします。

今でこそ、昔ながらの製法で本物の酒をつくる寺田本家ですが、長い歴史の中ではいろいろあり、特に先代の寺田啓佐さんのころは相当なご苦労があったそうです。優さんの話の中にもありましたが、本物の発酵にこだわる今の在り方に変容した話は印象深いです。そのあたりの話はぜひ先代の著書 『発酵道』 を読まれるといいですよ。私の発酵教室でも必ずお勧めする一冊です。

そして先代の想いがよくわかるのがこちらのページ。発酵の奥深さを感じることができます。どうぞご一読を。

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さぁいよいよ蔵の中へ。

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蔵人たちが米を洗っていました。秒刻みで水から引き揚げまた浸水させる姿に感動すら覚えます。職人の立振る舞い、所作の美しさってありますよね。

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この米を一晩乾燥させ、明日、甑(こしき)に入り蒸され麹となっていきます。

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ふつう、部外者の立ち入りは許されないであろう麹室へも私たちを招き入れてくれます。菌たちの多様性、その働きを信頼してるからこそ。

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麹の種付けから1日目の米。まだ硬いながらもほのかに甘味を感じるほど。

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途中、なんども味見をさせてくれます。これは香取80だったでしょうか。本当に美味しくて感動もの。そして何口でも味見したくなります。

酒造りに欠かせないものは微生物たちの働き。その働きをよくするのは蔵人の和。和をもって息を合わせ酒をつくる、そのとき歌う唄がまたいいのです。何度聞いても聞き惚れてしまうほど。寺田さんの酒造りをみさせてもらうと、それがまるでご神事のようで、本当に尊いことをされてると感じます。人のお役に立つ酒を、という先代のお気持ちがこもっているからでしょうか。

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そして見学を終えるとまた蔵にもどり試飲。

試飲というか、飲み会、、、(笑) これが本当に愉しいのです!!和醸良酒、良酒良縁を実感する時間です。

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この時期、フランスからワインの醸造家が蔵人として研修中でした。世界各国発酵に魅了された人は同じ思いなんでしょうね。

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そして最後、すっかりほろ酔いの私たちと、しらふの優さん(笑) あぁ楽しかったです!今年は優さんをおだやか家にお招きして寺田の良酒とおだやか野菜の発酵料理、そんなイベントができたらいいなと思っています。どうぞお楽しみに!

そしてすでに来年の蔵見学を予約してお帰りになる皆さん(^^)来年もぜひご一緒しましょうね。よきご縁をありがとうございました。

蔵の裏にある神崎神社。発酵の神様がいらっしゃるとか。寺田本家のお酒はこちらから湧き出る水を使われています。まさに聖水。美味しいはずです。

寺田本家HPはこちら、お酒もこちらから購入できますよ!

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